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町田 社会

公開日:2023.03.02

春にキッチンカーの賑い
都市公園の魅力創出にも

  • 薬師池公園「梅まつり」のキッチンカー

  • 野津田の「スタグル」にも欠かせない

 3年ぶりに行動制限のない春を迎え、市内各地でイベントが再開している。屋外のイベントで、会場によっては飲食の制限もなくなり、キッチンカーの出番も増えている。町田シバヒロや薬師池公園等のイベントを管轄する町田市観光コンベンション協会の担当者は「出店者が増えてきて、来園者は様々なラインナップを楽しんでいる様子。種類がかぶらないように調整していかなくては」と話す。

 市内の個人・店舗などから約40台が所属している町田キッチンカー協会の内田大輔会長=人物風土記で紹介=は「町田市内の飲食店がキッチンカーならではメニューを用意したり、定番メニューを食べられたり、その場所だけで味わえる楽しみがある」と魅力を伝える。同協会は市との防災協定の締結を目指しており、内田会長は「災害等でインフラが止まった時でも、自力で発電でき、ガスを使って調理できるのがキッチンカーの強み。活用してもらえたら」と話す。

 また市は、「町田市都市づくりのマスタープラン(2022年3月)」の「暮らしとまちのビジョン」の中で「公園をより自由に使いやすくすること」を掲げている。それに先立ち、市は21年度からキッチンカー等の出店実証実験を実施。公園の魅力を向上し、公園に足を運びたくなる飲食の提供や、公園利用者が居心地よく滞在できる空間づくりを行い、公園の魅力向上や活用促進を図っている。芹ヶ谷公園や忠生公園など市内8公園9カ所に2台〜5台を出店。出店者と利用者にアンケートを取り、今後の利用促進に役立てるという。

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