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町田 トップニュース社会

公開日:2023.05.25

町田市
「自転車生活」を推進
シェアサイクル開始から約1年

  • 原町田の専用駐輪場

  • 中央図書館の壁面展示

 5月の「自転車月間」にちなみ、町田市が自転車生活推進のための展示イベントを市内各地で実施。昨年3月から開始した自転車のシェアサービスの周知にも力を入れた。市は同月に策定された町田市自転車活用推進計画に基づき、今後も市民へ「自転車生活」を推していく。

 中央図書館(原町田3の2の9)4階の大壁面では、自転車に関する本の特集コーナーが6月7日(水)まで設置されている。また、5月19日まで市庁舎1階イベントスタジオで行われていたのは、「自転車生活、始めてみませんか?」をテーマにした特設展示。自転車に乗るメリットや交通ルールのほか、市内のシェアサイクルサービスで実際に使用している電動自転車を展示。現在の専用駐輪場56カ所を示した地図に、参加者が新たに設置してほしい場所にシールを張るなど、自転車に関する情報を集約したスペースとなった。

 市では、シェアサイクルサービス導入のため2019年から実証実験を開始。昨年3月、Open Street(株)が運営する「HELLO CYCLING」を導入し、市内44カ所に専用駐輪場を設置した。公共施設を中心に1年間で12カ所増やし、今後は民間スペースへの設置も増やしたい考え。市担当者によると、昨年5月から今年4月までの約1年間の利用回数は5万9000回。実証実験時と比べ、決済方法等の利便性を向上させたところ大幅に増加したという。また、専用駐輪場はJR町田駅前、みずほ銀行町田店前の2カ所が貸出・返却共に市内で最も多く利用されている場所となった。

 原町田にあるシェアサイクル専用駐輪場「プライマル町田」付近に買取販売店舗を構える(株)金の馬車の細野伊智乃代表は「お客さんが良く利用しているのを見かける。町田は市役所や警察署など、公的な施設が駅前周辺に多いため、車より自転車の方が回りやすいようだ」と話していた。

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