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公開日:2023.10.12
金井出身持田さん
「最も感情表す選手に」
11月 パラダンス世界大会へ
金井出身で現在、中央大学に通う持田温紀さん=中面・人物風土記で紹介=が11月、車椅子のダンス競技、パラダンスの世界選手権に日本代表として出場する。今年3月から競技を始め、今夏の国際大会で好成績を残し選出された。「自分の感情を前面に出していきたい」と持田さんは意気込んでいる。
中大法学部で学びながら、サッカー部に所属し、チームの地域貢献活動などに取り組む持田さんに競技の普及にあたるパラダンスの協会から声がかかったのは3月。話を聞くうちに興味をもち、練習会へ参加したのが始まりだった。
当初はうまく音楽に合わせられず、ぎこちない動きで「自分にはセンスがない」と落胆することもあったが、練習を重ね、1つ1つ課題を克服していくうちに競技レベルは向上。楽しさも覚えるようになっていった。
そして、迎えた8月の国際大会。世界18カ国のおよそ100人の選手が出場するなか、持田さんは「最も下手な選手」という思いで挑んだものの、個々の障害に合わせクラス別に分かれた個人のフリースタイル部門で8位入賞。競技歴が浅いなかで結果を残した。「競技を行った2分間は楽しくて仕方がなかった。今の自分の感情を吐き出す時間となった」と振り返る持田さん。高校時代の事故で車椅子生活となり、沈みがちだった自分を励まし応援してくれた周囲への感謝の気持ちをダンスで表現したかったという。
「明るくふるまっている人には笑顔になる出来事がやってくる。車椅子生活となり、みんなが教えてくれたことです」
イタリアで
パラダンスの世界選手権はイタリアで11月24日(金)から始まる。持田さんは「ダンスのフィニッシュはサッカーのワンシーンで、と考えている。まだまだ技術不足だが、世界で最も感情をあふれ出す選手になりたいと思っている」と意気込んでいる。
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