新型コロナウイルスの感染が全国的に広がるなか、町田市では6月中旬以降に急増。高止まりしている。ただ、町田市医師会の山下弘一会長は「増えているが、軽症が多いため、7月現在、市内医療機関のひっ迫はない」としている。
町田市保健所が発表する指定の医療機関から発生状況をみる「定点把握報告数」によると、市内のコロナ感染状況は第25週(6月17日から23日)の46人から、28週(7月8日から14日)の115人まで右肩上がりで急増。29週(7月15から21日)には微減したものの、患者数が高止まりしている。
そんな状況に市医師会の山下会長は感染が増加中でも軽症の患者が多いため、7月現在は医療機関のひっ迫はない状況とする。また、入院患者もほとんどいないといい、「インフルエンザと同じ5類の扱い。現状は問題視していない」と話す。
昨年も
一方、夏場にかけてのコロナ患者の急増は昨年もみられたが、山下会長は明確な理由は「分からない」としつつも、「ウイルスは半年に一度くらいの割合で変化するため、今までの免疫が効かなくなるという考えがある」と1つの可能性を示す。同じく患者数が高止まりしている東京都の担当者は対策について、「換気や手洗い、(熱中症に注意しながらも)場面に応じたマスク着用など、基本的な感染症対策を行ってほしい」と呼びかけている。
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