美山町にある首都圏中央連絡自動車道(圏央道)八王子西インターチェンジに新たに関越道方面の出入り口が設置され、12月24日(土)、午後3時に開通する。八王子市と中日本高速道路株式会社八王子支社で事業を進めてきた。利便性の向上と地域経済の活性化などが期待される。
圏央道八王子西ICは2007年6月、中央道方面のみのハーフインターチェンジとして完成した。今回の整備により八王子西部地域から埼玉方面の利用可能圏域が拡大し交通の利便性が向上する。IC周辺の産業活動や広域防災機能の強化に期待がもたれる。
「店増えるといい」
「(関越方面の次のICである)あきる野ICまで車で15分くらいだけど、それが短縮されるのは大きい」。八王子西IC近くの美山工業団地に社屋を構える精密板金加工業、株式会社星製作所(美山町)の星肇社長=右写真=は喜ぶ。「(埼玉方面からの)取引先のお客さんを呼ぶにも便利になる。あきる野ICからのアクセスを説明するよりぐっと楽になるね」。また「ICに飲食店が少ないのが課題。遠方の人を招いたときに行ける店が増えるといい」と今後の希望を話した。
なお、18日(日)午前10時からは「開通直前イベント」が企画されている。雨天中止。
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