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公開日:2026.03.19
パラ・パワーリフティング
105kg達成で日本新
市内在住の田中秩加香さん
東京国際交流館 プラザ平成(江東区)で1月18日に開催された「第26回全日本パラ・パワーリフティング国際招待選手権大会」の女子79kg級で、市内在住の田中秩加香(ちかこ)さん(42)が105kgを挙げ日本記録を更新。3月13日に市役所を訪れ、初宿和夫市長に結果を報告した。
パラ・パワーリフティングは、下肢に障害のある選手が台上に横たわり、上半身の力のみで持ち上げたバーベルの重さを競う競技。1964年からパラ五輪の正式競技になっている。
視覚と下肢に二重のハンディがある田中さんが競技に出会ったのは5年前。コロナ禍の運動不足解消のために通い始めたジムで、ガイドヘルパーを務める長田洋平トレーナーに勧められたのがきっかけだった。当初は「自分に向いているとは思わなかった」と振り返るが、トレーニングを重ね重量が挙がる過程を「面白い」と感じるようになり、2022年から本格的に競技を開始。長田さんとの二人三脚で記録は急伸し、25年3月には日本人女性初となる100kgの大台を突破。同年10月の世界選手権でも103kgを挙げ、自らの記録を塗り替えてきた。
不屈の挑戦で記録更新
世界大会後の3カ月間は体調不良に苦しみ、今大会に万全の状態で出場できるよう調整に努めたという田中さん。今大会では世界大会で挑むも達成できなかった105kgに再挑戦。大会前の練習で長田トレーナーからかけられた「大丈夫だよ」という言葉を胸に、3本目の試技で見事成功させた。「試技を重ねるにつれて疲労が溜まっていくため重量的な心配もあったが、フォームの維持を意識して挑んだ。成功の判定が出てホッとした」と、その瞬間を振り返る。
市長表敬には、田中さんが勤める京西電機株式会社(千人町)の武内健一代表取締役社長らも同行。大会当日は有志の社員や田中さんの母親、恩師らも応援に駆け付け、試技の様子を固唾を呑んで見守り、快挙の瞬間をみんなで祝ったという。
調布市にある東京都パラスポーツトレーニングセンターや、台町の富士森体育館でトレーニングに励む田中さん。次の目標は4月にタイで開かれるアジアオセアニア選手権、そして28年のロサンゼルス・パラリンピックへの出場だ。初宿市長は「市内に大きな目標に向けて挑戦しているアスリートがいることは市民の励みになる。ぜひ次のチャレンジでも、素晴らしい記録が出ることを期待している」と熱いエールを送った。
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