10月10日公示、22日投開票の衆議院議員選挙で東京第21、24区からそれぞれ３氏が立候補する見通し（取材は10月２日現在）。今回の総選挙から小選挙区の区割りが改正され、市内では東中野と大塚が21区となる。
第21区
前職で自由民主党の小田原潔氏（53）は「誰もが実感する景気回復を」と訴える。当選２回。元外務大臣政務官。民間企業では国際金融に従事した。
前職で希望の党の長島昭久氏（55）はこどもの未来保障のためのイノベーションなどを訴える。当選５回。元防衛副大臣。今年４月に民進党を離党した。
新人で日本共産党の田川豊氏（48）は「安倍政権を倒すチャンス」として護憲や消費税増税中止、北朝鮮との対話、核兵器反対などを訴える。
第24区
前職で自由民主党の萩生田光一氏（54）は内閣官房副長官などを歴任し現在は同党幹事長代行を務める。当選４回。東京五輪・パラを成功へ導くなどと訴える。
新人で日本共産党の飯田美弥子氏（57）は「憲法破壊は許さない」と衆議院選に初挑戦する。噺家として落語調で護憲を訴える一面も持つ。
新人で民進党元公認候補の高橋斉久氏（44）は、「人にやさしい社会づくり」を掲げ、「そんたくがまかり通るような古い政治の体質を変えたい」などと訴える。
21区の区域は八王子市（東中野及び大塚に属する区域）、立川市、日野市、国立市、多摩市の一部、稲城市の一部。24区の区域は八王子市の21区に属しない区域。
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