メンバー全員が創価大学(丹木町)出身で八王子在住。市内のイベントなどに登場することが増え、人気がじわじわと上がってきている。そんな注目のヴォーカルグループ「UP LIFT(アップリフト)」が7月で結成5周年を迎える。
それを記念して6月30日(土)には秋川キララホール(あきる野市)で700人規模のワンマンライブ「よくここまできたね、でも明日からGO!!」を行う。「ワンマンライブは2回目です。前回よりパワーアップさせていきたい。自分たちがこれまで歌ってきた『ありがとう』の気持ちが伝えられるライブにします」と3人は意気込む。
魅力は「歌詞」
♪勇気が出ない 希望が持てない じゃあ、自分で作るしかない あの花のように強く生きたい――「あの花のように」より。多くのファンがその魅力について口にするのが「歌詞がいい」「元気がもらえる」といった言葉。ほとんどの歌詞に「優しさにあふれている」とも。3人によるとそれはファンに応援されてここまで来たという感謝の気持ちから飛び出してくるものだという。
現在は「なんとかCDの売り上げなどで生活」していくことができるようになったが、ここまでの道は平坦ではなかった。資金を用意しCDを作り始めるも社長が逃亡して事務所が倒産したことも。路上ライブで鳴かず飛ばずの経験もある。そんな苦労があるからこそ、自然と出てくる「ありがとう」の気持ちが歌詞になり、また歌声に反映されていく。
ラジオ、海岸ライブも
3人ともそれまでの仕事を辞めて音楽に専念し始めた今年は勝負をかける。八王子FM(77・5MHz)で7月から毎週金曜日深夜24時に冠番組「UP LIFTの ありがとうと言わせて」をスタート。また7月19日(木)には三浦海岸で行われる音楽イベント「音霊(おとだま)」に出演する。
5周年を迎えた2018年、大きく動き始めたアップリフト。八王子アーティストの一組として、これからの活躍が楽しみだ。
なお、6月30日のワンマンライブは一般席3800円、小学生以下無料。全席指定。午後5時30分開場・6時30分開演。プレミアム席はすでに完売している。購入はホームページ(https://www.uplift.tokyo)から。