八王子と多摩の市境に位置する、多摩市唐木田三丁目地内から同二丁目へつながる南多摩尾根幹線（約９４０メートル）の２車線から４車線化の工事が進んでいる＝写真。
この４車線化は今春に完成予定で、開通すると交通渋滞の緩和や緊急時の輸送道路としての機能向上などが見込まれ、担当する東京都南多摩東部建設事務所は「地域の皆様のご理解をお願いしたい。４車線が開通した後は、歩道や自転車走行空間の整備も予定している」と話している。これまで同区間は朝夕や土日などに渋滞することが多く、堀之内地区の住民らからも改善を望む声が挙がっていた。
幹線沿線の商業施設「ぐりーんうぉーく多摩」の上野泰支配人は「４車線化により、当施設利用者のアクセスがスムーズになる。歓迎したい」と話し、これまで休日などに起こる渋滞を避けるために来場を控えていた人たちにも、そのことを伝えたいと話している。
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