(一社)八王子青年会議所(JC/村田晃一理事長)は先月27日、遠隔会議システムのズームを利用した例会を行った。
村田理事長と啓育推進委員会の和智栄美委員長が例会に先立って元文部科学大臣の下村博文氏、萩生田光一文科大臣と対談し、その際に撮影した動画を全員が見た後、グループワークをした。
動画の中で、下村氏は指導者が一方的に知識を詰め込むような「教育」ではなく、AIにできないような1人ひとりの能力を引き出す「啓育」について説明した。
萩生田大臣は「これからの教育改革」について話した。
動画の後は、オンラインでJCメンバーが、啓育の中で重要になる3要素「マネジメント」「ホスピタリティ」「クリエイティビティ」について、話し合った=下写真。和智さんは「予測困難な時代の中で、どのようにしたらいいのか。啓育がビジネスや人材育成を考える上でのツールにもなると感じた。会員からは『参考になった』『ほかの人にもみてほしい』という声が挙がっていた」と話した。