一般社団法人八王子青年会議所(JC)の第56代理事長になった 青木 耕平さん 日野市在住 37歳
「やる」が前提 今まで以上に
○…「八王子を全力で盛り上げる!」。昨年はコロナ禍により、思うように事業ができずにいたこともあり、今年は事業を「行う」前提で前向きに取り組む。その思いは今年のスローガン「今まで以上だ!」に込めた。「やらない、できないではなく、『やるんだ』という前提」。そのために対策に知恵を絞る。「昨年は正体不明の感染症だったが、今年は対策の仕方も見えてきた」
○…弁護士の両親の元に生まれ育った。老舗の不動産業を営む母方の祖父の跡取りとして成人する頃「青木」姓に。大学を卒業後、他社で経験を積んでから祖父の会社に。入社当初は、会社は休眠状態で事務員が1人いるだけ。売買に関してはほぼ1人でこなしてきた。仕事は「暮らす人の動線を考えてイメージするのが楽しい」
○…入社と同じ頃にJCに入会。楽しかったものの「何をやっているかはわかっていなかった」と振り返る。転機は、留学生と八王子の企業を繋げる事業で責任者を務めたとき。「留学生も集められなかったし、結果的に失敗でした」。しかし、「目の付け所はいい」と先輩から褒められた。「今なら絶対に成功させる自信がある」。人目に付く街中で開催したこともあり、これをきっかけに5人が入会した。
○…「コロナ対策で新会員との接点が少ない」と気に掛ける。「直接集まれないというのは大きい。JCは事業を行うことで1つになる」。自身を大きく成長させてくれたのも事業だった。一方、家庭では3人の子の父親。仕事を早めに切り上げて、子どもを入浴させてからまた、出かけることも。「家族あっての仕事、仕事あってのJC」。不思議とJCが忙しいと、仕事も忙しくなる。今まで以上の1年になりそうだ。
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