10月19日公示、31日投開票の衆議院議員選挙で東京第21区からは3氏が、24区からは4氏が立候補する見通し(取材は10月8日現在)。市内の選挙区では東中野と大塚が21区、それ以外の地域が24区となる。
第21区
現職で10月、外務副大臣に就いた自由民主党の小田原潔氏(57)は新型コロナ対策のほか、少子化、安全保障政策などについて訴えていく。当選は3回。
立憲民主党の現職、大河原雅子氏(68)は2019年に比例北関東から21区へ国替え。中途障害者となった経験を踏まえ共に生きる社会づくりを訴える。当選1回。
元職で日本維新の会の竹田光明氏(66)は前回は旧希望の党から出馬し敗戦。社会福祉法人の理事を務めながら、「命だけは平等な社会をつくりたい」と再挑戦する。
第24区
現職で経済産業大臣に就いた自由民主党の萩生田光一氏(58)は「教育と科学技術で暮らしを前進させ、イノベーションを生み経済へも繋げる」と訴える。当選5回。
新人で日本共産党の吉川穂香氏(26)は日本民主青年同盟職員。「若者が将来に希望をもてない社会を続けさせない。市民と野党の共闘で政権交代を」と訴える。
新人で国民民主党の佐藤由美氏(49)は元都議会議員。日本司法支援センター(法テラス)では司法制度改革に取り組んだ。「個人の悩みは社会の課題」と訴える。
新人で社会民主党の朝倉玲子氏(62)は、全国一般三多摩労働組合の書記長を務める。「30年間下がり続けている働く人の給料を上げよう」と訴える。
国政新党ファーストの会が「東京の全小選挙区で候補を立てる」という方針もあり、今後は情勢が変化する場合もある。
21区は八王子市(東中野及び大塚に属する区域)、立川市、日野市、国立市、多摩市と稲城市の一部。24区は八王子市の21区に属さない区域。
前回2017年の市内の投票率は21区が49・74%、24区が55・21%だった。
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