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公開日:2026.04.23
市内在住澤田さん パラ競泳で金と銅 市長へ喜びのメダル報告
八王子市在住の澤田智加さん(50)が4月10日に市役所を訪れ、昨年11月に開催された「第42回日本パラ水泳選手権大会」での金・銅メダル獲得を初宿和夫市長に報告した。澤田さんは100メートル背泳ぎで優勝、平泳ぎで3位という輝かしい成績を収めた。
千葉県国際総合水泳場で行われた同大会は、世界パラ水泳連盟(WPS)公認の国内最高峰の大会の一つで、今回は全国から373人の選手が参加した。障害の種別や程度ごとに出場クラスが決まっており、クラスの数字が小さいほど泳力に及ぼす影響が大きいとされている。
澤田さんは厚生労働省が定める指定難病を患っており、肢体不自由がある。体調不良や身体の痛みと向き合いながらも、同大会では肢体不自由の「S9」および「SB9」クラスに出場。100メートル背泳ぎでは1分54秒84の好タイムを記録して1位に輝き、金メダルを手にした。さらに100メートル平泳ぎでも3位に入賞し、銅メダルを獲得するという快挙を成し遂げた。
きっかけはリハビリ
「当初はリハビリの一環として始めた」と水泳に取り組むきっかけを話す澤田さん。長らくリハビリとして練習を重ねる中で、障害の有無に関わらず参加できるインクルーシブな水泳大会があることを知り、50歳を前に新人のパラ水泳選手に。あったかホール(北野町)や子安町のスポーツクラブ「メガロス八王子」などがいつもの練習場所だ。
同クラブでは、チーフマネージャー山田泰史さん(現在はメガロス立川に勤務)のアドバイスを受けながらフォームに磨きをかけた。昨年6月に神奈川県で行われた「関東パラ水泳記録会」にS9クラスで50m・100メートル背泳ぎで公式として初めて出場した。
「才能感じる泳ぎ」
10日に市長応接室で行われた報告会では、澤田さんは大会の結果を市長へ直接伝え、当日のコンディションや喜びを語った。「病を抱えながら大会に出られるのは容易ではない。コーチやヘルパーの助けがあってこそ」と周囲への感謝を口にした。
報告会に同席した山田さんは「選手になってからすぐに好記録を打ち立てるのは稀有な例」と称賛。「もともと手のひらで水をつかむ感覚が優れ、才能を感じる泳ぎ」と技術面を評価した。初宿市長は、その栄誉を称えるとともに、競技への思いや好記録の秘訣などを質問。澤田さんは「リハビリとしての水泳がアスリートとしての練習につながっている」と答えていた。
日本代表選考も視野
澤田さんは今大会で、50メートル背泳ぎでも2位(49秒56)という記録を残しており、複数の種目で国内トップレベルの実力を証明する形となった。
今後は体調を考慮しつつ、日本パラ水泳総合通信記録会や日本パラ水泳春季チャレンジレース兼日本代表選考協議会などパラ水泳における主要な大会へ出場する意欲を見せている。
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