JCI JAPANグローバルユース国連大使として10月から活動を始めた 滝島 凜夏さん 犬目町在住 17歳
憧れ 追いかけて
○…自身の通う都立南多摩中等教育学校の2期先輩にグローバルユース国連大使がいた。学校でSDGsについて語る姿を見て格好がいいと憧れた。「国連本部に行く時点ですごいし、現地で経験したことを自分で学び、さらに日本に帰って広めたり」。話が来た時には、すぐにやってみようと思った。「チャンスを逃したくない」
○…海外研修はコロナ禍でストップし、現在はオンラインでの研修となっている。「物足りなさはあるけれど、全国の、そして海外の高校生と関われるのが楽しい」。グループとしてのテーマはSDGsの4番目の目標「質の高い教育をみんなに」。12人のグループには色々な国籍の人がいる。コロナが共通の話題にもなった。一方で、コロナ以前に貧困で学校に通えない国や、パソコンがないためにオンライン授業が受けられない国の人もいるなど、これまで知らなかったことにも気づかされた。
○…4人家族で、同じ学校に通う3歳下の妹がいる。「頼られている感じかも。たまに勉強を教えたり」。部活も同じ太鼓部で、通学時も一緒と仲良しだが、「最近、思春期というか反抗期というか、家で話さなかったりするんです。でも、そういうところもかわいい」とほほ笑む。
○…「もっと日本の教育が良くなれば。もっと学校が楽しい場所になれば」。小学生の時、テレビでグループディスカッションを取り入れた海外の授業を見たことをきっかけに、将来は教育制度に関わる仕事を目指している。「小学生の頃は『海外は宿題がないくていいな』といった些細な興味だったと思う」。憧れた先輩と同じ「大使」になった今、目標は多くの人に教育への関心を持ってもらうことへとステップアップしている。
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