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古代象「ハチオウジゾウ」の普及活動をはじめ、野外植物の研究に傾注する 源原(みなはら) 重行さん 石川町在住 81歳

掲載号:2022年6月16日号

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「冒険心」抱き、共に学び

 ○...200万年以上前に生息したとされ、八王子市内で2001年に化石が出土した古代象の新種「ハチオウジゾウ」。その存在を、発見者の仕事仲間を通じて数年前に知った。「八王子にとって貴重な財産。多くの市民に価値を知ってほしい」。関連資料を独自にまとめ、国分寺市のNPOが主催する発掘現場の観察会で講師を務めるなど、情報発信に努める。

 ○...石川町の農家で生まれ育ち、幼少から田畑や養蚕の手伝いに従事。教職を志すようになり、大学を出て東京都の理科の中学校教諭に。市内4校で勤務し、追求してきたのは「子どもの心を奮い立たせる、冒険心をくすぐるような面白い授業」。あえて難題を投げかけ、生徒に思考を促してきた。横山中と元八王子中、由井中で10年にわたり校長を歴任。教諭時代は市の理科教員研究会で講師に選ばれ、後進育成にも注力してきた。

 ○...本業と並行し、野外植物への関心を深めようと30代半ばから自主勉強会「東京腊葉(さくよう)会」へ。教員仲間の先輩らに師事し、年間20回ほど全国各地で現地調査。約35年にわたり植物の素顔に向き合ってきた。視野を広げようと、66歳のときヒマラヤ登山に初挑戦。「まるで別世界。見たことのない植物に出会えた」。5千メートル以上の標高を5回踏破。苦しみの先に大きな達成感を得た。

 ○...「自然林の美しさがずば抜けている。多様な植物を守る歴史が続いてきた」という高尾山。今も足を運び、小さな珍しい花々に出会える機会に心を寄せる。家具店の村内ファニチャーアクセス(左入町)内のギャラリー「サロン樫の木」では、運営を担当し12年。歳を重ね、残された年数を考えるようになったが「今ある仕事をやり切りたい」ときっぱり。自分のペースで歩み続ける。

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