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八王子 人物風土記

公開日:2023.06.01

八王子市議会の第53代議長に就任した
鈴木 玲央さん
並木町在住 45歳

変化受け入れ、誇れるまちに

 ○…市議会議員として5期目。初の議長就任に「職責の重みを理解しながら、しっかりと果たせるよう務めていきたい」と気を引き締める。これまでの議会改革で推進してきた『開かれた議会』から、より市民に身近な『寄り添う議会』を目指すとし、「そのためには議会が積み重ねてきた伝統の良い部分を継承しつつ、新しい価値観を柔軟に受け入れて、時代の変化に対応していく必要がある」と旗を振る。

 ○…並木町出身。大学病院の臓器組織移植センターでコーディネーターを勤め、29歳で市議に初当選。当時は政治家に良いイメージがなく「嫌い」な側だったが「自分が理想とする政治家を目指し、その姿勢が市民に認められるのなら」と政治の世界に飛び込んだ。17年目の今も「議員という立場は市民の信託を受けて、一時的に与えていただいているもの」という初心を忘れない。取り扱いが難しい問題にも臆せず意見し、厳しい批判にさらされたことも。それでも「まちの将来のために今、何ができるか。厳しい言葉も必要」と己を信じ突き進んできた。

 ○…幼稚園や事業所内保育所の園長を務める。自身が小学校から続けている空手で学んだ礼儀作法やあいさつの大切さを伝えようと、園で指導をすることも。政治は将来を生きる子どもたちのためにあるという信条から「子どもたちがふるさとを誇りに思い、夢を実現できるようなまちにしていきたい」と志す。

 ○…3児の父。休日は子どもとゲームをするなど、一緒に過ごす時間を大切にしている。かつて自分の仕事について尋ねた際「なかなか家にいなくても、みんなのために頑張っているお父さんが良い」という子の言葉に背中を押されたことも。家族旅行が楽しみな普通のお父さんでもある。

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