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八王子 社会

公開日:2026.05.06

初のフェーズフリー協定 八王子市 民間2社と締結

  • フェーズフリー認証を取得したキャンピングカーの前で協定書を手にする、左から初宿市長、鈴木代表取締役、蜂谷代表取締役

    フェーズフリー認証を取得したキャンピングカーの前で協定書を手にする、左から初宿市長、鈴木代表取締役、蜂谷代表取締役

 八王子市は4月24日、災害時に「フェーズフリー」認証を受けたキャンピングカーなどを優先的に提供受けるための協定を、有限会社ベルネット(八王子市宇津貫町/鈴木一弘代表取締役)と日本特種ボディー株式会社(埼玉県越谷市/蜂谷愼吾代表取締役社長)と締結した。この協定は災害時の車両活用と、平時における「フェーズフリー」の普及啓発を組み合わせた全国初の取り組みとなる。

日常使いを非常時にも

 「フェーズフリー」は、日常利用しているモノやサービスを、災害時にも役立てようという考え方。今回の協定により、災害が発生した際に市はレンタル用キャンピングカーの運用人員やその他のレンタル機器の優先的な提供を受けることが可能になる。提供される車両は、市が被災した際の支援活動に従事する市職員の一時休息場所として活用するほか、市外の被災地へ派遣される職員の活動拠点としての利用も想定している。

 また、平時におけるフェーズフリーの普及啓発活動として、6月にオープンが予定されている「イオン八王子滝山」内にベルネットが出店する店舗にフェーズフリー認証商品の展示コーナーを設置する計画も進められている。

八王子から全国へ

 市役所で行われた協定締結式では、実際に活用されるキャンピングカー2台も披露された。これらの車両はAT限定の普通免許で運転可能なコンパクト設計で、全輪が地形に追従するため悪路走破性が高く、燃費性能にも優れているのが特徴。ベッドもあり、ソーラーパネルとリチウムイオンサブバッテリーでエアコンや冷蔵庫、IHクッキングヒーターなどが使用できる。鈴木代表取締役は「(平時と災害時の垣根をなくす)フェーズフリーをまず八王子の皆様に知って頂き、こうした活動を全国へ広げていきたい」と語り、初宿和夫市長は「日常で楽しめるキャンピングカーが、万が一の時には市民や被災地支援に役立ち、また平時はフェーズフリーの周知拡大につながれば」と期待を寄せた。

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