多摩 人物風土記
公開日:2026.03.26
奉仕団体「多摩市音訳グループ繭」の代表に就任した
秦 邦枝さん
落合在住
依頼者の役に立ちたくて
○…目の不自由な人に向けて必要な情報や書籍などの音訳をCDにして郵送するボランティア団体の代表に就任。音訳するメンバーのまとめ役を担いながら、行政との調整や奉仕団体との情報交換など多忙な日々を過ごす。現在、2年に一度開いている新人養成講座の参加者を募集している。「講座の告知のためにイベントに参加してPRしたり、地域包括支援に行ったりしている。多くの方に活動を知ってもらいたい」と力を込める。
○…35年以上続く「繭」に参加したのは11年ほど前。仕事で朗読を得意としていたこともあり、音訳に出会い興味がわいたという。たま広報や選挙公報などのほか、「月間碁ワールド」「国際法」「ギターの楽譜」などさまざまな分野の依頼が全国の利用者から舞い込む。「自分が読まないような本も音訳するので、新しい世界が広がります」と魅力を語る。
○…時間がある時はバドミントンやダンスを楽しむ。会員同士の交流の場「お出かけサロン」を立ち上げ、花見や工場見学などを企画することも。「音訳作業は個人が自宅でするものですからつながりを持っていたい」とグループの仲間との楽しい時間を大切にしている。「個人のモチベーションが大事。気持ちにゆとりがないと、利用者の方にわかってしまうんですよね」
○…家庭の事情や高齢化による担い手不足が課題。多いときは100人以上いたボランティアも現在は30人弱まで減った。「時間内に音訳して校正して発送する。大勢の人の力がないと厳しい世界」と地道に活動の大切さを伝えていく構えだ。やりがいは利用者からの感謝のメール。「依頼する方の役に立ちたくて続けている。これからも一人ひとりの期待に応えていけたら」
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