大和版 掲載号:2014年4月18日号 エリアトップへ

毛が三本 やまとあちこち【10】

掲載号:2014年4月18日号

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 「あっ、これがそうか」と、そのものと言葉とが重なって鮮烈なイメージとして残る言葉があります。「スプリング・エフェメラル(spring ephemeral)」。springは春、ephemeralは

形容詞。つかの間の、短命な、はかないというような意味。あの成虫になると何も食べずに寿命は数時間から長くて1週間の昆虫のカゲロウ目もephemeropteraと表記する。

 まだ葉を付けない落葉広葉樹の林床に日差しがよく通る春先、イチリンソウやニリンソウが芽を出したかと思いきや、葉を開き、花を咲かせ、結実し終わると、この地上からささっと姿を消してしまう。わずか3、4週間の命の生き急ぎ。

 大和市との境を流れる境川。市の北端にある西田橋の上流すぐにエノキの大木あり。そこが散策路の入り口。高木・道正山地区といわれる緑地。初夏前の今の季節、イチリンソウなどはもちろん、淡い紫色の花のヤマエンゴサク、球状の黄緑色の小さな花が5個集まったゴリンバナとも呼ばれるレンプクソウなどに出会えるかもしれない。

 これらスプリング・エフェメラルの花たちに出会ったとき、「春の妖精」という別訳に「なるほど」と納得できるに違いありません。
 

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