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大和 文化

公開日:2022.04.08

深見城跡
御城印で地元名所をPR
城マニア間で人気

  • 深見城御城印を笑顔で紹介する、デザイナーの田中千春さん(右)と栗原素子さん

 大和市の北東と横浜市瀬谷区の境に位置し、急崖上に築かれていたとされる「深見城跡」。1984年から約2年間にわたり行われた発掘調査の結果、13世紀初頭から14世紀の遺物も出土した。また、その形態から16世紀の戦国時代には、小田原北条氏の陣城、駐屯用の繋ぎの城として使われていたと推察される。

 現在は、城郭の構造から市が「深見歴史の森」として整備。土塁や空堀などの遺構が良好な状態で残されているとともに、市民の憩いの場として活用されている。

 南林間の松代印刷(株)は、山城ガールむつみさんや関係団体と協力して、登城記念となるお城の御朱印「御城印」を昨夏に製作。販売から10カ月余りが経ち、城マニアを中心に好評を得ている。

 御城印には、深見城やデザインの説明が記載される。松代印刷(株)は「この機会に御城印を手に深見城を訪れ登場し、地元の人に多く知っていただければ」と話す。

 深見城御城印の問合せは、松代印刷(株)【電話】046・276・5151。

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