深見歴史の森トコロジストの代表として活動する 秋葉 勝好さん 西鶴間在住 77歳
深見を愛する自然案内人
○…自分が気に入った場所(トコロ)で専門的な活動をする人(ジスト)の通称「トコロジスト」。「数多くの野鳥、昆虫、植物など四季折々に違った姿をみせるその姿に魅了されている」と、深見歴史の森を嬉しそうに説明する。現在会員は28人、月2回の観察会をはじめ、活動は年50回程度。会員間の交流を深める目的で行う近隣の山々や緑地への遠足も頻繁に行い好評だ。「創立からご尽力いただいた小林力前代表の意思を継いだ活動をしていきたい」と力強い。
○…会の主力事業の一つに、地元の保育園児を対象にした観察会がある。年5〜6回、会を行い、開催のたびに子どもたちに「トコロジストのおじさん」と無邪気に話しかけられ、童心に帰れる楽しみな時間になっている。森の珍しい昆虫や草花を観察に巡り、おにごっこなどでも遊び、「子どもたちが小さい時から地元の自然に少しでも興味を持ち、将来的には森の保全につながれば」。
○…趣味は歴史探訪。「健康に良いから」と、特に60歳過ぎたあたりからは、江戸時代の五街道の宿場間を少しずつ歩きはじめ、今では完全制覇を成し遂げた。「周辺の自然は奥州街道が一番ですが、江戸の風情が残る中山道が一番好き」と目を細める。
○…宮城県生まれ。大和には50代になったばかりの時に引っ越してきた。仕事一筋に頑張ってきたが、家電メーカーを退職後は、「地域に少しでも溶け込み、役立ちたい」と市の観光協会のサポーターや、トコロジストなど積極的な地元でのボランティア活動を行う。「大和はきちんと整備された緑地が多く残り、見どころがたくさんある。その良さを一人でも多くの人に伝えていきたい」と話した。
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