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公開日:2022.09.30
県新人戦で大和勢躍進
そろって自己新 関東へ
「第64回県高等学校新人陸上競技大会」(主催/県高等学校体育連盟)が9月17・18日に横浜市三ッ沢公園陸上競技場、23・24日に相模原ギオンスタジアムで行われ、大和勢が躍進した。大和高校から小関彩愛さん(2年)と山田凛依奈さん(1年)が、大和南高校から渡邉湊さん(2年)が10月の関東大会への出場を決めた。
大和高校
大和高校陸上競技部(生方光貴顧問/部員数9人)の副部長を務める小関さんは、三段跳びで7位に入賞し、関東切符を手にした。
3本の跳躍を終えて、9位の選手と10m45cmで並んだ小関さん。3本目を終えた時点で上位8人が決勝に進む。大会ルールでは同記録で並んだ場合、より先にその記録を出した選手が上位となる。2本目の跳躍で10m45cmを出した小関さんが決勝に駒を進めた。
決勝では、最後6本目の跳躍で自己ベストとなる10m55cmで逆転し7位に入った。今年の関東大会は自県開催のため、6位までに関東切符が与えられる。一歩およばぬ7位だったが、上位選手の出場辞退という「運」もあり、初の関東切符が舞い込んだ。
小中学校では幅跳びの選手だった小関さんは、高校から三段跳びを始めた。「挑戦してみては」という生方顧問からの後押しだった。関東大会にむけ「新人戦では自己記録を26cm更新できた。周囲の支えに感謝し、準備をしっかりし、関東に臨みたい」と意気込む。
同校の山田さんは、今年5月から競歩を始め、今大会の5000m女子競歩で2位に入賞した。1位とはわずか9秒差の28分40秒54でフィニッシュ。ラスト1周までは粘りの並走を続けたが「最後に気持ちの差、力の差が出た。悔しい」と振り返る。
同校には2年連続でインターハイの競歩に出場し、7位となった女子選手がいたが、「その選手よりもポテンシャルは上では」と生方顧問は山田さんを見ている。
山田さんは競技を始めた5月からOGの岩永渚沙さんから週に1、2回程度指導を受けてきた。中学時代は800m・1500mの選手だったが、県大会でも決勝進出の経験はなかった。
種目転向で一気に開花した山田さんは、「先輩や家族、中学時代の友人たちも応援してくれている。初めての関東大会では、自己新となる26分台を出して、ぜひ入賞したい」と前を向く。
大和南高校
男子棒高跳びで3m90cmを跳び6位に入賞し、関東大会への切符を掴んだ渡邉湊さん。
渡邉さんは高校1年の7月から、コーチの勧めで長距離から棒高跳びに転向した。徐々に持ち前の身体能力を活かし、トップ選手へ成長した。
昨年の新人戦と今年のインターハイ予選では緊張からか思うような成績が残せず惜敗。今回は練習から自分の力を出せるように取り組んできた。「関東大会への出場もうれしいが、実力を出し切れ、自己最高が出せたことが一番。関東大会では今の一番の目標である4mを飛びたい」と目標を語った。
田中萌唯(めい)さん(2年)も女子棒高跳びで、自身最高となる2m10cmの成績を残し7位に入賞したが、関東大会は逃した。これからにむけては「成績を残し、全国を目指したい」と前を向いた。
「第26回関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会」(主催/関東陸上競技協会ほか)は10月22日(土)・23日(日)、相模原ギオンスタジアムで開催。
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