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大和 人物風土記

公開日:2024.01.19

2月23日に開催される「大和W成人式」で実行委員長を務める
山田 恵吾さん
鶴間在住 40歳

人を思いやり行動する

 ○…新型コロナウイルスが5類に移行した昨年5月に40歳を迎えた。「せっかくなら、同世代の人たちと節目を祝い合いたい」と企画した「大和W成人式」。実行委員長として、2月23日の開催に向け入念な準備を進めている。「懐かしい仲間と同世代ならではの悩みや思い出話などを語らい、今後の人生を邁進するための糧にできたら」と式の意義を話す。

 ○…幼少期は楽しいことが好きで、活発な子どもだった。小学生の頃、野球をしていた兄が背番号をもらって帰ってきた時に母が喜んでいる様子を見て、「自分も母を喜ばせたい」と野球を始めた。高校時代にはキャプテンを務め、チームを引っ張る存在に。「憧れの横浜高校と試合をした時は夢の中にいるようだった」と表情が綻ぶ。卒業後は「手に職を」と瓦を施工する仕事に就き、3年で独立した。

 ○…2011年3月11日、東日本大震災による津波の映像を見た時「何か力になりたい」と有志とともに被災地へ向かった。倒壊した建物やビルの上に船が乗っている様子を見て緊張感が走った。ボランティアに徹するうちに「わずかながらも力になれているという満足感が生まれ、やりがいを感じた」。熊本地震の際にも、物資を届けに被災地へ赴くなど「人のために」と活動を続けている。元日に発生した能登半島地震への支援にも参加の意思を見せる。

 ○…連休ができると、車で旅に出る。車で移動する理由は徐々に変化する街並みを楽しむため。現地の人との交流も大切にしている。「自らアクションを起こすと、必ずリアクションが生まれる」。今後の目標は大和市の名物イベントを生み出すこと。「自由な発想を活かして、大和をもっと面白い街にしたい」と瞳を輝かせた。

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