4月11日から展示会を開催する「大和市書道連盟」の会長を務める 三好 潤子さん 下和田在住 74歳
書道をみんなで楽しく
○…大和市にゆかりのある書道愛好家らが活動する「大和市書道連盟」。前任から指名を受け、2021年に会長に就任した。「作品を見た人が、生活の中で書と親しむきっかけを与えられるような会を目標にしている」と意気込む。「翠泉(すいせん)」の雅号で20代から90代までの会員70人が所属する大所帯を率いている。「みんなで仲良く、書を楽しむことができれば」と笑顔で語る。
○…父の勧めから、小学3年生の頃に書道の世界へ。中学1年生のときに初めて作品が入賞し「嬉しかったことを今でも覚えている」とほほ笑む。19歳の頃、仕事の都合で大和市へ。日々の忙しさから書道とは一旦離れていたが、「書道教室を開いている人と仕事で出会い、私も先生になりたかったことを思い出した」。2人の子どもを産み育てながら教室に通い直し、師範資格を取得。33歳で教室を開いた。
○…「会派を問わず、みんなに書を楽しんでもらいたい」という思いから、58歳のときに書道連盟の立ち上げを市役所に立案。他市の書道連盟に連絡を取り助言を求めたところ、前会長を紹介された。「絶対に先生に会長を引き受けてほしい」と連絡。熱い思いが伝わり、2008年に同連盟が立ち上がった。「皆さんの協力もあり、思っていたことが形となって嬉しかった」と振り返る。
○…「何か運動を始めよう」と、3年前から吹矢を習っている。最初は6m先の的に向かって矢を吹いていたが、「今は9m。難しいけど楽しい」。3人の孫がいて「小学3年生の孫が書道を習っている。とても上手なんです」と目を細める。春休み中には、2人の娘家族と旅行へ行く計画があり、4月には入学式に参加する予定だ。「孫にも会えるから、今からとても楽しみ」
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