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公開日:2025.09.05

千葉心海さん多喜向日葵さん
全国準Vに貢献
女子学童野球の県選抜で

  • 長打力が武器の多喜さん(左)と俊足と守備力に自信がある千葉さん(右)=8月30日・市内桜森

 女子学童野球の県選抜チーム「YAMAYURI」がこのほど、岡山県で開催された全国大会「NPBガールズトーナメント2025」で準優勝した。大和市から千葉心海さん(柳橋小6年)、多喜向日葵さん(北大和小6年)が選ばれ全試合スタメンで活躍するなど、チームに貢献した。

 同大会は全国の強豪46チームで争われ、YAMAYURIは千葉さんをおもに一番・レフト、多喜さんを四番・センターで起用した。

 準々決勝までを二桁得点で圧勝したYAMAYURIだったが、大会連覇を狙う大阪ベストガールズとの決勝は3対9で惜しくも敗れた。

 今大会で千葉さんは決勝までの5試合で10安打と量産し、持ち前の俊足で相手をかきまわした。チームの主砲を務めた多喜さんは「単打でも(千葉さんなら)本塁に帰って来てくれる」と安心して打席に臨めたという。

 8安打5打点の結果について「スタミナに課題があると思う。厳しい練習で克服したい」と多喜さん。千葉さんは大会を振り返り「やはり準優勝は悔しい。打つ時に前へ突っ込む癖があるので、一回一回の練習でそうした点を修正していきたい」と前を向く。

 千葉さんは「桜ヶ丘スラッガーズ」、多喜さんは「北大和ドリームス」と普段は別々のチームで活動する。だが、互いを「ひま」、「ここみ」と呼び合う仲で、県央4市(大和・海老名・座間・綾瀬)の選抜メンバーからなる「県央ガールズ」でも共に主力を務める。

 同チームは9月6日(土)・7日(日)の関東大会に臨む。「全国で逃した優勝を果たしたい」と二人は口をそろえた。

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