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公開日:2025.09.30

あやせローズガーデン
秋の見頃で10万人へ
南側公園には水遊び場

  • 10月下旬から色とりどりのバラが咲き始める(9月21日撮影)

  • 5月上旬の園内

  • 南側は噴水やせせらぎなど水遊び場を含む公園を整備中

 厚木基地の西隣にある光綾公園内の「あやせローズガーデン」(綾瀬市深谷上)で、来場者数が9万5000人を超えた。今年5月に開園し賑わいは一段落したが、10月下旬から11月にかけてバラが秋の見頃を迎える。

 同ガーデンは「綾瀬市の花」であるバラを主役に整備され、世界各地を巡るイメージで11の庭園が広がっている。設計や監修を手掛けているのは、NHK「趣味の園芸」講師で横浜イングリッシュガーデンスーパーバイザーの河合伸志氏。園内には綾瀬市オリジナルの品種「ル・デパール・ド・アヤセ」などが植えられ、今年5月のオープン時にはひと月で約7万人が訪れた。

 バラの見ごろが過ぎた後も園内には宿根草などを見る人で賑わい、夏は真っ赤なタイタンビカスやヒマワリなどの花が彩った。猛暑となった7月・8月は月間約2〜3千人と減少したものの、10月下旬からは秋の見ごろを迎え、サルビアやジニア、コスモスなども楽しめそうだ。園内では植栽の風通しを良く見栄えするよう、スタッフが剪定などを続けている。

 この新名所はオープン前に有料化なども検討されたが、入場無料となった。有料の場合は券売機やゲートなども必要になるため、年間の来園者数を把握した上で研究する方針。ガーデン周囲は今も工事用のフェンスで囲まれており、これは生垣となる木々の生育を待って外される。園内のバラなどは今後成長が進めば見ごたえも増しそうだ。

来年3月完成

 ローズガーデンの南側エリアも整備工事が行われている。新たに噴水やせせらぎのような水遊び場、サポート付きブランコなどの遊具、公衆トイレも新築されるほか、人気の船型遊具「わんぱく丸」も使えるようになり、来年3月の完成後は親子向けの行楽スポットとして注目されそうだ。

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