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大和 社会

公開日:2025.12.26

現役の消防団を力強くサポート
大和市消防火の丸会

  • 消防火の丸会の役割について語る井上会長=5日・上草柳

 地域の防災の一翼を担う大和市の消防団は、市内に12ある。各分団で活動してきたOBたちで組織されるのが「消防火の丸会」だ。

 市警防課によると、消防火の丸会は1967年に発足した任意団体。現役団員のバックアップや会員相互の親睦などを目的としている。

 現在、同会の会員は、40〜80代までの123人(2025年11月1日時点)。市消防団で分団長以上を務めたOBや現役団員が対象となる。第8分団で活動し、第13代団長(16年4月〜20年3月)だった井上貴雄さん(69)が会長を務める。

 「3役」と呼ばれる副会長は小川操さん(11分団)、山下茂さん(10分団)、幹事長は遠藤一直さん(2分団)、監査は奥井隆司さん(1分団)、吉川勝久さん(12分団)が名を連ねるなど、各分団で経験と実績を積んだいぶし銀が陣容を固める。

 22年から現職を務める井上会長は「現役の消防団員の皆さんが活動をする中で、分からないことや判断に迷うようなことがあればその相談に乗るなど、後方からサポートできれば」と話す。

 大和市の消防団員は12月1日時点で217人(定数は250人)。井上会長は「地域の防災にむけて火の丸会としても活動を続けていきたい」と話している。

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