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大和 社会

公開日:2026.10.24

大和市や海老名市、相模原市の建築業有志 被災地を忘れない 能登半島地震の被災地に手作りベンチ10台

  • アイデアを出し合いながらベンチを制作した=18日・大和市福田の作業場で

    アイデアを出し合いながらベンチを制作した=18日・大和市福田の作業場で

  • 完成したベンチ

    完成したベンチ

 大和市や海老名市、相模原市で建築業に携わる有志ら6人が18日、大和市福田にある作業場で木製のベンチを制作した。

 建築業の職人たちでつくる大和建設綜合組合の山岸真樹組合長(54)が呼びかけた。山岸さんは大和リバティライオンズクラブのメンバーとして震災後から定期的に能登半島を訪れ、復興支援活動に携わってきた。

現地の声に応えたい

 こうした中、輪島市の道下地区に震災後完成し、地域住民の憩いの場となっている「とうげマルシェ」でベンチを必要としているという話を耳にした。そこで山岸さんは組合とつながりのある仲間たちに声をかけた。

 大和市からは山岸さんと同学年である藤塚工務店(大和東)の藤塚雅彦代表(54)、あさひ建築(上和田)の今井和宏代表(54)、岩田工務店(上草柳)の岩田稔也代表(63)が参加。市外からも相模中央建設組合(相模原市南区)の五十嵐吉夫組合長(61)、海老名市にある榎田工務店の榎田成代表(49)も駆け付け、ベンチ作りがスタートした。

 塗装業を営む五十嵐さんは、ベンチに使われる65本の木材に腐敗処理のための塗装を事前に施した。作業場に運ばれた赤褐色の木材は次々と採寸され、カットされていった。6人は意見を出し合いながら息の合った連携をみせ、温もりあるベンチ10台を完成させた。

 作業を終えて山岸さんは「組合の枠を超えて有志が集まり、有意義で楽しい作業となった」と振り返った。参加した榎田さんは「『被災地を忘れない』という(山岸さんの)思いに同乗させてもらった。ベンチを使われる方たちに喜んでいただけたら」と話した。

 完成したベンチは後日、とうげマルシェに運ばれる予定。

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