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大和 社会

公開日:2026.10.26

宮下自治会で電子回覧板 災害時の備えにも期待

  • 打ち合わせの様子

    打ち合わせの様子

 大和市深見の宮下自治会(浅野英雄会長)では、従来の紙の回覧板と並行して電子回覧板の導入に向けた準備を進めている。18日、自治会役員と企業担当者との打ち合わせが同自治会館で行われた。

 同自治会には現在、481世帯、およそ1500人の会員がいる。青木茂副会長(59)によると、回覧板を通じて地域の情報が早く届く世帯と遅い世帯があり、その現状に対して住民からの相談も少なくなかった。

 そこで、同自治会では地元市議に相談するなどしながら、課題の解決策を模索。その過程で地元ケーブルテレビのジェイコムが扱う電子回覧板「回覧ポータル」が無料で利用できることを知り、今回の導入に至った。

 回覧ポータルは、登録を済ませばスマートフォンから電子回覧板にアクセスでき、自治会が配信する情報が得られるというもの。ジェイコムでは全世帯を訪問し、登録のサポートを行う予定だ。

 今年9月に深見神社で予定されていた例大祭では、境内で余興やアトラクションなどが行われるはずだったが、雨で中止となった。

 しかし、それを知らない住民たちから自治会役員に開催可否の問い合わせが数件あった。電子回覧板でイベント中止の速報を流すことができればこうした事態も回避できることから、青木副会長は「(地域住民の)8割程度が(回覧ポータルに)登録してくれたら」と期待する。

 自治会では、従来の紙の回覧板は廃止せず、電子回覧板と併用する方針。浅野会長(71)は「住民に必要な情報を早く、確実にお届けできる仕組みは災害時の備えにもなる」と期待している。

 回覧ポータルの運用開始は、来年1月ごろとなる見通し。

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