NPO法人CAP凸凹(でこぼこ)神奈川の理事長 山本 真理さん 国分南在住 51歳
笑顔いっぱいの頑張り屋
○…身体・こころ・性など様々な暴力から身を守るため、海老名市内で活動を広めているNPO法人の理事長を務める。特に子どもたちに、「NO」と言える意思を持つことの重要性などを保育園や学校で人形劇や寸劇を通して伝えている。「子どもの発想力や考える力に本当に驚かされています。今回は何を言うのかなと、いつもワクワクしてます」と瞳を輝かせる。
○…38歳のときに友人の誘いでCAPの活動に出会い、衝撃を受けた。思い立ったら即行動の精神で資格を取得。翌年にはグループを立ち上げた。3年目からは保護者や先生にも活動を知ってもらおうと学校に飛び込み訪問を行った。はじめは不信に思われ、相手にされなかったが、社会を良くしたいという想いを伝え続けた。「諦めたら次に行くのが大変。目の前のチャンスは逃したくないのよ」と意志の強さを見せる。
○…趣味は歌を歌うこと。現在も合唱団に所属し、子どもたちのためにユニセフのチャリティコンサートなども行っている。その熱意は、出産予定日の直前でも午後9時まで合唱団の練習に参加するほど。練習を終えて帰宅後、布団を被ったとたんに陣痛が。「練習中に陣痛がきたら、皆で取り上げてね。なんて冗談を言っていたけれど、帰宅後で良かったわ」。産まれた愛娘は音楽にちなんで”響子”と名付けた。
○…「諦めが悪い性格なんです」。本の読み聞かせや性教育指導など、その活動は様々。物事をはじめたら、投げ出すことはしない。そのため活動範囲は増える一方で忙しい日々を送る。CAP活動は12年目に突入。ここまで続いたのは家族の支えがあったからこそ。家族の会話の中でもCAPの話題が飛び交うときもしばしば。子どもに物事を押し付けようとすると「『断る権利が私にはあるんだから』と子どもから指摘されちゃうの」と照れ笑い。母親の想いは次の世代へとしっかりと受け継がれている。
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