綾瀬市サッカー協会の会長を務める 石田 守さん 海老名市杉久保南在住 70歳
「スポーツの輪」広がれ
○…綾瀬市と大和市の親睦を目的に初開催された「大和・綾瀬スポーツフェスティバル」で調整役を担った。プロ4チームのコーチから直接指導を受けられるサッカー教室には、両市から約250人の小学生が参加。楽しそうにボールを蹴る姿や小学生クラブチームによる白熱した交流戦を見て「サッカーだけでなく、綾瀬市と大和市のスポーツ全体を盛り上げる契機になれば」と胸を膨らませる。
○…静岡県藤枝市出身。サッカーが盛んな土地柄、幼少期から夢中になった。チームプレーを柱とするサッカーの魅力を伝えようと指導者を志し、大学卒業後に教職に就いた。保健体育の教師として赴任した綾瀬市立城山中では、サッカー部の顧問として全国大会に2度導き、3位に入賞するなど手腕を発揮。その後も市内2校で顧問を務め「プレー中のミスを叱るよりも原因を理解させる」という指導方針を大切にした。
○…校長として赴任した綾北中で定年を迎え、現在は海老名市内の中学校でサッカーの外部コーチを担う。「生活リズムが崩れず、子どもたちから刺激がもらえる」と朝練に顔を出している。趣味は教員仲間に誘われて8年前に始めたゴルフ。「不健康でいるよりも外に出ている方が良い」と妻に背中を押されて練習に打ち込んでいる。3人の息子は所帯を持ち、5人の孫に話題が及ぶと目尻が下がる一面も。
○…教員生活の中で関わった教え子の中には、地域で指導者や審判としてサッカーに携わり、「今も先生と呼んで慕ってくれる」と喜ぶ。試合で活躍することだけがスポーツの魅力ではないといい、「人と出会ってコミュニティの輪を広げてくれる一面もある。スポーツは一生涯楽しめるもの」と力を込める。
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