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公開日:2026.07.24

座間高「カプセル」弾ける 創作舞踊部 全国大会へ

  • カプセルトイの中身が跳び出るような表現も

    カプセルトイの中身が跳び出るような表現も

 座間高校の創作舞踊部が8月4日(火)から7日(金)に開催される全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸市)に4年連続で出場する。作品では各々が出合う環境をカプセルトイに例え「ハズレなんてない」とエネルギッシュに伝える作品。本番に向け、表現を磨いている。

 どんな家庭環境に生まれるかは運次第という意味の「親ガチャ」、新学期にどんなクラスになるか分からない「クラスガチャ」という言葉もある。3月に作品のテーマを部員全員が持ち寄り「面白い作品になる」と選んだ主題がこのカプセルトイだった。

 題名は「回/回(がちゃがちゃ)。4分間の演技では、全身で何が出てくるか分からないワクワク感や驚きなどを表現。転がり出すカプセルは前転などで表現、回すハンドルも大勢で形づくり、機械の内部の動きを知ろうと専門書も取り寄せた。衣装も生徒のデザインでカプセルを模したビニール風の素材を採用している。24人の部員の中でダンス経験者はわずかだが、仲間の体を高く持ち上げて運ぶなど難度の高い技の連続だ。

 全国への出場権は昨年、県高校総体で50作品中3位になり勝ち取った。同部は全国大会に20回以上出場、全国3位に相当する賞に輝いた実績も。その演技に魅せられ同校を志望した生徒もいる。顧問の脇千登勢教諭は同部のOGで全国大会に出た先輩だ。

ハズレにしない

 「部員たちの小学校時代はコロナ禍に重なる」と脇教諭は話す。当時、習い事の発表の機会を失ったり、修学旅行が中止になった部員もいる。「この作品で彼らは、とりまく環境をハズレときめつけず『それならどうする』とアクションを起こす。今を生きる彼らが生んだ作品です」

 後半はカプセルが開き弾ける動きが展開。部長の宍戸愛さんは「仲間と意見を交わす中で作品が生まれた。相互作用の末に今の自分がある。だからハズレなんてない。大当たりにするんだと、伝えたい」と話した。

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