座間市PTA連絡協議会の会長に就任した 大木 邦男さん 栗原在住 36歳
コツコツと、時に全力で
○…座間生まれ座間育ちの、生粋の「ざまっこ」。自身の母校、相武台東小で、1年間のPTA活動を経て、5月25日に行われた総会で市PTA連絡協議会の会長に任命された。PTA活動はまだ浅いが、これまでにも消防団や座間中青少年健全育成連絡協議会に相武台コミセンの運営委員など、数々の地域団体に属してきた経験を持つ。「PTAにはベテランさんも多い。教えを乞いながら、やれることをきっちりこなしていきたい」と意気込む。
○…会長の仕事は、手探りの状態からのスタート。「今、自分にできることは、事前の準備を万端にして思い切って失敗を恐れずに全力で取り組むこと」。準備には手を抜かない性格で、総会の挨拶でも、前もって原稿を作り何度も練習して臨む徹底ぶりだ。「でも、やはり少し緊張してしまって」――。会長就任により、人前で話す機会が増えることは「ちょっとだけ不安」と笑いながら小さくこぼす。
○…昔からスポーツが好きで、幼少の頃は近所の空き地で草野球に夢中になった。中学校からはバスケ部に入り、社会人になってからも友人たちと集まっては汗を流した。今、一番夢中になっているのは、サッカー。息子の練習に付き添ううちに、いつしか自分もドップリ。最初はとにかくフィールドを行ったり来たりと走り込むばかりだったが、今では相東サッカー少年団のお父さんコーチを務めるまでになった。「昔から、息子と一緒にスポーツをしてみたいと思っていて。今、それが叶った」
○…仕事に子育て、地域での活動と、毎日があっという間に過ぎていく。自分のための時間は減ったが、目の前のことを粛々と取り組むうちに、新たなやりがいと出逢うこともある。「最近は、子どもを教えることが特に楽しい。教えたことが実になると、自分のことよりも嬉しい」。コツコツと、一歩ずつ。地道な努力で、確実にその足跡を地域に残している。
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