座間総合高校の3年次生269人が16日、座間市議会を訪問した。
地方自治への関心を深めるとともに、市民感覚を養うことを目的に行われた今回の市議会訪問。生徒たちはまず、市議会内の議員控室や図書室、全員協議会室、理事者室などを見学。市議らから各施設の役割などについて説明を受けた。その後、議場に入場。上沢本尚議長を中心に、本会議本番さながらの手順で模擬議会が進められた。
模擬議会では、同校の生徒2人が質問。座間市の財政状況や市議会議員の仕事内容、選挙制度などについて質問した。これに対し、現職の市議会議員が答弁。高校生2人からの率直な質問に、1つひとつ丁寧に答えていた。
質問をした古閑大雄君は「すごく緊張した」と振り返り、依田真実さんは「私も緊張したけど、こういう体験はなかなかできないと思うので、質問できてよかった」と笑顔で話した。
帯同した同校の職員によると、同校では毎年、模擬投票を行っているという。しかし、生徒たちが選挙や政治の話をしている姿はなかなか見かけないといい、「議会に傍聴に行くこともなかなかないと思うので、一番身近な政治である市政や市議会を実際に見るのは良い体験になったのでは」と話した。
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