9月16日に開催されるママチャリグランプリの実行委員長を務める 日原 洋一さん 広野台在住 49歳
子どもたちのために奔走
○…今年で6回目、そして最後の開催となる「ママチャリ座間グランプリ」の実行委員長を務める。「『やめないで欲しい』という声が多く寄せられましたが、違った形で今後も青少年育成活動を行っていきたい」と話す。今年11月の座間市民ふるさとまつりで、子どもたちのための新しいイベントを開催するという。
○…生まれも育ちも座間。周りは桑畑ばっかりで、店舗の前を通る座間大和線は砂利道だった。「あの道がこんなに立派になるとはね」と先代の父親がよく口にしたという。「親の言うことを聞かない子だったかな」と振り返る。中学・高校時代はバンドに熱中。ドラムを担当し、ヘビーメタルやBOOWYなどを文化祭などで演奏した。「化粧してやったな」と笑う。
○…高校生のころ、先代が創業した自動車工場を「継ぐんだろうな」と漠然と感じていた。技術や仕事というものを一つずつ覚えていった。30歳代となり、地元の消防団に入団した。地域活動のきっかけとなった。その後、商工会青年部やPTA会長など様々な組織を通して地域と関わってきた。今でも毎朝登校する子どもたちのために見守り隊にも参加している。「自分の子どもたちも地域の皆さんに良くしてもらったからね。子育ても一段落したので恩返しのつもりかな」。
○…仕事の喜びは「お客さんがお客さんを紹介してくれること」。ちゃんと仕事をするのは当たり前で、そこから何をしてあげられるかを考える。「お客さんが満足してくれる一歩先を提供したい。お得意さんがお客さんを紹介してくれるのは信頼あってだからね」。いつも心がけている『出会いを大切に』を実践する。日々忙しい中、「いろいろなことが一段落したら和太鼓をやりたいんだよね」と目を輝かせる。
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