県政報告 治水整備再点検は喫緊の課題 神奈川県議会議員 芥川かおる
神奈川県議会議員として2期目をスタートさせていただきました。昨年も災害の多い年でした。座間市も台風15号による強風で倒木や家屋被害もあり、また台風19号では1000人を超える方が避難しました。これは城山ダムの緊急放流が大きく関係したと思います。城山ダムは台風が接近する前に「予備放流」を行いましたが、構造上、予備放流水位よりも水位をさげることができないため、有効な洪水調整を行うことが困難であるとされています。県知事は自民党の代表質問に対して「洪水調整時の段階でも下流の堤防に影響を与えない範囲で、より多く放流し、ダムの水位上昇の速度を抑えられないか検討したい」と答弁しました。今後、城山ダムの洪水調整機能については、利水容量の活用や操作方法の見直しを検討することが重要です。
個人情報流出について
県への信頼が揺らぐ事件が発生しました。ご存じのように、県がリース契約満了により返却したハードディスクが盗難され、個人情報を含む県の情報が入った電子データが一般の人にわたってしまいました。私は総務政策常任委員会で、この件について質しました。まず、11月26日に事件を把握し、会見する12月6日までの10日間あまり、県は顧問弁護士への相談もなく、調査を契約していた会社まかせにするなど”当事者意識のなさ”について指摘し、県庁全体の被害の確認、契約内容の見直し、二度と起こらないように再発防止策などをスピード感を持って対応してほしいと要望しました。情報流出などあってはならないことです。今後も皆さんが安心して暮らせるように取り組んでまいります。
神奈川県議会議員 芥川 かおる
座間市緑ケ丘1-1-35-2階
TEL:046-244-0281
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