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自然環境保全センターで自身の作品を集めた「丹沢スケッチ展」を開催中 中西 のりこさん 宮の里在住 45歳

公開:2011年10月7日

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丹沢の森が人生を変えた

 ○…職場である自然環境保全センターで5日から開かれている「丹沢スケッチ展」。丹沢の森や里山に住む人々など、自身の作品20点が並ぶ。1年間描きためた水彩画のスケッチを、3ヶ月かけて仕上げた。「絵を通して、写真とは違う森や里山の温かみを表現できれば」と話す。

 ○…福井県出身。中学・高校は陸上部のスポーツ少女。大学は興味のあった物理学を学ぼうと横浜国大へ。卒業後電機メーカーに入社し、技術開発を7年担当。ミクロの単位で精密さを求められる職場に息苦しさを感じていた20歳代後半、丹沢を訪れた。「山の方が仕事のアイデアも浮かんだりして、山ってすごい」とその魅力に圧倒された。山や森を学びたい想いから、一念発起して東京大学の大学院に入学。6年間、研究室で森林生態学のフィールドワークを続けた。

 ○…スケッチを始めて5年目。元々研究室での調査の際、訪れた山や森の風景をノートに書き留めていた。その頃本屋で見つけたのが、イラストレーター・永沢まことさんの作品集。色鮮やかな水彩画に「こういう描き方もあるのか」と衝撃を受け、永沢さんの教室に昨年まで通った。さまざまなテーマを描いてきたが、新宿の雑踏を描いた作品は、今でも一番のお気に入り。都会の喧騒に、わずか1時間で行ける丹沢の森の生命力を重ねた。「何も説明しないで絵を見た人が『森を感じるね』と言ってくれたのがうれしかった」と笑顔を見せる。一直線に進む姿は、太陽に向かって伸びる森林の木々のよう。

 ○…現在は夫と宮の里で2人暮らし。センターでは丹沢・大山エリアの登山道管理や自然再生事業に従事する。台風が多い夏と、雪解けで地盤がゆるむ春先は山道の管理で多忙を極める。趣味は山歩き。スケッチしたい山はヒマラヤ。「そこに住む人たちを一緒に描きたい。スケッチでは人間臭さを描きたいんです」と想いをはせた。
 

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