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厚木ユネスコ協会の会員として、東名中学校で講演を行った 井上 美恵子さん 山際在住 22歳

公開:2011年11月25日

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学びで社会は良く変わる

 ○…「いろいろな国や社会のことを考えるスタートになってくれたら嬉しい」。厚木ユネスコ協会の一員として、11月14日に市立東名中学校で、日本学術振興会のラミチャネ・カマル氏と人権道徳講演会を行った。発展途上国での支援活動体験や人々の生活、文化の違いを生徒に伝えた。「多様な世界があることを知ってほしい。それは魅力的で楽しいこと」と話す。前向きな性格で、はじけるような笑顔が印象的。

 ○…高校1年生のときにユネスコの活動でインドへ。貧しい村での生活は驚きの連続だった。活動は主に団体が進めている教育活動・寺子屋運動の支援が中心。そこで、ある子どもの母親から何気なく投げかけられた質問が忘れられない。「私は教育を受けないでも生きてきた。なぜ、勉強をしなければいけないのか」。突然の質問に即答はできず、辿り着いた答えは、「読み書きを学び勉強をすれば生活がかわる。インドの社会が良い社会になる」ということ。その考えは自身の信念となった。これまで、市内を中心に100回以上の出前講座を行いその想いを伝えている。

 ○…厚木で生まれ育つ。現在、慶応義塾大学4年生。貧困や環境の問題を考えたいと世界に視野を広げ、タンザニアでの植林活動なども行っている。明るく行動的な性格で、友人からは「太陽みたいだね」とよく言われるという。尊敬する人は、いっしょに講演を行ったカマル氏。全盲という障がいを持ちながら東大を卒業した氏の、「どんな時でもポジティブな考え方が好き」なのだとか。これからの想いを伝えるのに氏の言葉をあげる。「poverty of awareness」。直訳すると”気づきの貧困”。「人々の知識や心が貧しくならず、多様性の理解を広げられれば、きっと社会が良くなると信じています」。まっすぐな気持ちを表した。
 

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