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「シャドーボックスTAEKO」を主宰し、7月31日まで展示会を開く 山口 妙子さん 愛甲在住 43歳

公開:2012年6月22日

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シャドーと私は同じ

 ○…シャドーボックスは17世紀にヨーロッパで生まれた伝統的なハンドクラフト。数枚の同じ絵を遠近法の原理に従って立体的に仕上げていく3Dアートだ。「奥が深いんですよね。こうじゃなきゃいけないという作り方がなく、自分の好きなようにアレンジができる」ことが魅力だという。

 ○…夫の仕事の関係で1994年にシンガポールに滞在したとき、デパートに売っていたピーターラビットのシャドーボックスを見たのがきっかけ。「どうなっているんだろう?」と心揺さぶられ、とにかく不思議な気持ちになったという。それ以来、作品が醸し出す不思議な世界観に夢中になった。帰国後、ユザワヤ芸術学院大和校に通い2003年に指導員養成講座を修了し教室を開く。このとき師事した恩師との出会いが今の礎になっていると話す。

 ○…横浜市出身。子どもの頃から美術が得意だと思いきや「実は絵は苦手なんです。だけど、ちまちましたことが大好き」と照れる。型にはまるのは苦手らしく、「シャドーボックスは私の性格に合ったんじゃないかな」と自己分析。作品のタイトルのつけ方も「インスピレーションでぱっと決めちゃいます」とケロリ。それでも美術作品の鑑賞に足を運び、雑貨屋などでは「これは何かに使えるかな」と発想を転換しセンスを磨く。「もっと作品の素晴らしさが広がればいいなぁ」。

 ○…中学時代、「私の笑い声を聞くと明るい気持ちになる」と言われたほど、はつらつとした性格は、生徒たちから”永遠の28歳”と呼ばれている今も同じだ。家族は夫と娘と、愛犬2匹。スポーツジムに通い、アクアビクスやヨガで英気を養う。6月2日から7月31日まで市役所ミニギャラリーで展示会を開いている。7月の展示では市のマスコットキャラクター「あゆコロちゃん」がシャドーボックスデビューの予定。現在、急ピッチで鋭意製作中だ。どんな作品に仕上がるか、今から待ち遠しい。
 

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