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睦合北公民館で1月と2月に相模川の天然アユを使った料理教室を企画している 木藤 照雄さん 相模川水系を守る会会長 71歳

公開:2014年1月31日

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川を守り アユを守る

 ○…相模川の天然アユのおいしさを味わってもらう料理教室を2月9日、16日、23日に睦合北公民館で開く。ちまきやアユの創作料理などバラエティーに富むメニューが並ぶ。当日は水産庁の講師を迎え、野外で食べるアユだけでなく家庭の中でおいしく食べることができる調理方法をレクチャーする。1月に行った体験教室の参加者からは「こんなにもアユがおいしかったとは」と感激の声が上がり、熱心にメモをとっていた様子からも関心の高さを伺わせていたという。教室を通して「自然環境を改めて考えてもらうきっかけの場に。日常生活を見直してみる大きな機会」と話す。

 ○…相模川の6つの漁業協同組合で作る相模川漁業協同組合連合会代表理事会長を2012年から務める。漁協の役目は、魚を獲るだけでなく河川が地域の生活圏にあるため、環境を守っていくことだと力を込める。しかし、異常気象や組合員の高齢化、河川環境の変化などで漁協だけでは環境が守れなくなってきている現状に警鐘を鳴らす。「相模川水系を守る会」の会長は13年から。河川に携わっている愛好家や、NPO法人とともに今まで守ってきたものを保全していくために、河川の清掃や魚食文化を継承していこうと組織した。

 ○…「山と川で生きてきた」というぐらい釣りが一番の気分転換になっている。「アユ釣りもそう。全国歩きましたよ。河川の汚れなどいろいろなことが分かり、勉強になりました」と真っ直ぐに話す。好きなアユの食べ方は「塩焼きが一番ポピュラーですが、甘露煮や一夜干しもおいしいですね」と笑顔を見せる。

 ○…「アユがいる川は、スイカやキュウリのようなにおいがしてすぐに分かります。アユの遡上は神秘的でシビアなもの―」。初夏にアユ漁の解禁を控え、多くの人にアユを知ってほしい。また、漁協とはどうあるべきかという問題に真剣に向き合う責任感が垣間見えた。愛川町半原在住。

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