神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

第1期工事が完了、3月1日にオープンした新・厚木市立病院の院長を務める 山本 裕康さん 腎臓内科医 55歳

公開:2015年3月6日

  • X
  • LINE
  • hatena

納得できる医療を実践

 ○…オープン直前の取材。今の心境を「ようやく次のステージに立てたという感じ。嬉しい半面、本当に稼働してくれるのか不安はある。始まってしばらくしてようやく、結果がわかる」と語った。救急医療体制、診療レベル、収益自体も改善させ、経営手腕にも定評のある院長だが、ひとつひとつ言葉を選びながら、とても謙虚で慎重な姿勢。

 ○…2010年10月に同院建て替えの使命を受け、副院長に就任。半年後に院長に。03年に県から移譲され、市としてはじめての病院経営。「市民の皆さんに信頼される医療を提供する。そのためにもスタッフ全員が自分に納得できる医療を実践する。これを繰り返し言ってきた」。一人で頑張ってできる医療はないので「無茶はしない、でも多少は無理をしないとステップアップしないので、すこしずつ背伸びしながら。スタッフ全員にそのフィールドはできてきたと思う」。

 ○…横浜生まれ。専門は腎臓内科。医師を志したきっかけは小学生のとき、祖父母がガンを患ったことから。「人に感謝される仕事に就こう」と思った。県立希望ケ丘高校卒業後、東京慈恵会医科大学に学んだ。大学時代は柔道で鍛えた。若い頃は「喧嘩っ早い性格」だったという。今の穏やかな口調、柔らかな物腰からは想像できない。昨年は日本の医師数の約2%しか選出されていない「ベストドクターズ」にも選ばれた。

 ○…現在、毎週月・水の午前は市立病院で診療、木曜午後は母校の腎移植外来での診療と後輩の指導。通勤電車の中ではもっぱら読書。今読んでいるのは『太公望』。「読むのは歴史物が多いかな。何か得ることがあるものを好んでいます」。学会で各地に出向くことも多い。合間を縫っての趣味は「山歩き」。月に1回ほどのゴルフも大好き。多忙な院長職に就きながら、さらに執刀にもあたり、医療の最前線を走る。同院の全面オープンは2017年予定。横浜市在住。

厚木・愛川・清川版の人物風土記最新6

小川 貴司さん

4月に発足した厚木市消防本部日勤救急隊の隊長を務める

小川 貴司さん

厚木市寿町在住 45歳

4月26日

澤本 徹さん

4月1日付けで厚木市立病院の救急センター長に就任した

澤本 徹さん

厚木市七沢出身 52歳

4月19日

横田 和道さん

厚木警察署長に就任した

横田 和道さん

厚木市内在住 59歳

4月12日

野口 昌子さん

40年にわたり高校生に茶華道を指導し今も厚木北高で続ける

野口 昌子さん

厚木市出身 88歳

4月5日

平山 享さん

清川村煤ヶ谷駐在所勤務となった

平山 享さん

清川村煤ヶ谷在住 47歳

3月29日

實吉明子さん

アミューあつぎで刺繍アート展を開催した

實吉明子さん

厚木市中町在住 69歳

3月22日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook