5周年を迎えた日本舞踊若柳流「若都会(わかみやかい)」を主宰する 逢坂(あいさか) 茂樹さん 下川入在住 32歳
踊りの楽しさ 広めたい
○…9月20日(日)に、市文化会館で5周年を記念した舞踊発表会を行う若柳流若都会。会主・若柳都久之輔(とくのすけ)として皆をまとめる、現在32歳。「『厚木に若都会あり』と広めたいですね」と静かに想いを語る。当日は厚木以外に町田や平塚で活動する団体も参加。61曲の演舞が披露される。「3年ぶりの大きな発表会。皆さん頑張ってほしいですし、見に来ていただいた方には感謝したいですね」
○…きっかけは、日本舞踊を習っていた祖母と一緒に、稽古場に行ったことだった。当時4歳。「いつの間にか始めていましたね」とおぼろげな記憶をたどる。毎週日曜日の稽古は習慣となり、小学6年生で「都久之輔」の名前を名乗れる名取に。高校2年生の時に師範となってからは、祖母に稽古をつけるようにもなった。そんな折、踊りの評判を見聞きした人から、弟子にしてほしいとの申し出が。当時若干27歳。それならば、と「若都会」を立ち上げ、本格的に稽古をつけることとなった。
○…現在、会員は10人。目指す理想は「踊りは楽しく健康的に」。「やるからには楽しくやって欲しいですからね」と優しい笑顔を見せる。実は、今回の発表会にはもう一つ、特別な想いも。祖母である若柳都久保さんの名取披露が行われるのだ。「以前、祖母が『いつか孫の主催の舞台に立ちたい』と話していて。それは絶対に実現させなければと思っていました」。祖母を想う気持ちは人一倍だ。
○…小鮎小・中、厚木北高と厚木で生まれ育った。男3人兄弟の真ん中っ子。幼少期は「静かな子ども」というのが母親評だとか。現在は産業廃棄物の中間処理施設で働く。「仕事と踊りで、休みはないですね」と苦笑し、趣味はと聞けば「やっぱり、踊りですかね」と素早い回答。3児のパパでもあり、「最近は忙しいので家族サービスがしてあげられなくて」と頭を悩ませている様子。妻と子どもの5人家族。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
4月19日