神奈川県未病市場創出促進事業の対象商品リカバリーウェアを開発した 中村 太一さん (株)ベネクス代表取締役 35歳
「攻めの休養」で世界に挑戦
○…「攻めの休養」「運動中に着てはいけないスポーツウェア」など、刺激的なキャッチコピーで世の人を引き付けた「リカバリーウェア」。当初はスポーツマンの疲労回復ウェアとして売り出された。それが忙しい現代人に広く受け入れられた。着て寝るだけで「疲れが取れた」と話題になり、2009年の販売以来、累計販売数30万着を突破。「時代が求めるものに価値を提供した」とさらり。
○…本社は市内旭町。小田原生まれ。中学・高校とラグビーに夢中になり、慶応大学時代は、自身いわく「マージャンを学んだ」というほど熱中。卒業後、今後多くの人に必要とされる介護業界なら自分の役にたてることがあるのではないかと考えた。経営を学べるコンサルタント会社に入社。介護施設の立ち上げや運営に2年ほど携わる中、床ずれ解消になるベッドマットを考案中にひらめいたのがリカバリーウェアのアイデア。血流を促す鉱物を繊維に練りこむのはどうか?すぐベネクスを立ち上げた。2005年のこと。3人で立ち上げた会社は現在社員数19人。厚木に本社を構えたのはビジネスを展開するのに最適な地であると感じたから。現在は都内にも事務所を構え、小田原、厚木、都内を行き来する日々。
○…両親から「自分の未来は自分で描いた通りにしかならない」といわれて育ってきた。「道筋はわからなくても、それを信じてやってきた」。大切にしていることは会社の行動指針にも入れた「人生を楽しむ」。人生を楽しむ流れの中に、仕事がある。「仕事を楽しんでいる人に勝てるわけがない。業務効率が…、といっているとつまらなくなってしまって、ワクワクしなくなっちゃう。そこの感性は大事かなと思う」。「世界のリカバリー市場を創造し、そこに関わる人々を元気にする」の企業理念のもと、世界進出への準備は万全のようだ。妻・子との4人家族。小田原青年会議所メンバー。小田原市在住。
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4月19日