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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2017.03.24

厚木特産のみそを使った即席みそ汁「みそまる」の普及に精力を注いでいる
藤本 智子さん
ミソガール 31歳

みその素晴らしさ広めたい

 ○…「自然豊かな厚木から、みその素晴らしさを全国に、世界に広めたい」。そう語るのは思わず凝視するコスチュームに身を包んだキュートな女性。その名も「ミソガール」。ミニ丈の着物、赤ちゃんをイメージする帯は前結び、髪飾りはみそ汁のお椀とティアラ。みその普及のために「とにかく目立たないと」ととびきりの笑顔を見せる。

 ○…今月12日、手作りみそで定評の「みそ工房なずな」と共同で厚木特産のみそを使った即席みそ汁「みそまる」の無料ワークショップと試食販売会を行った。用意したみそまるは完売。その数は1500個。

 ○…この「みそまる」とは、みそに出汁と具材を混ぜて、約3センチほどの大きさに丸めたもの。お湯を注ぐだけで美味しいみそ汁が出来上がる。コンセプトは地産地消。各地のみそや具材をアレンジし、地域ならではのみそまるを提案。見た目もおしゃれで高級チョコの趣だ。たとえば、ちょこんとのったトッピングは梅型のお麩。思わず誰かにプレゼントしたくなる。

 ○…昨年は伊勢志摩サミットの会場でもみそまるを紹介した。大手メディアへの出演も多数。タレントさながらの活躍ぶりだが、実は起業家でありみその普及活動を行う会社の経営者。情報誌「ジャパン味噌プレス」の編集長でもある。ここまで「みそ」にこだわるには理由がある。学校卒業後、ファッション関連の仕事に就いた。不規則な毎日に体調を崩し、食生活を見直しを迫られ、健康を取り戻したきっかけが日本の伝統食「みそ」だった。

 ○…自宅には50種類のみそを常備。料理の味付けもみそ一色。「なずなさんとの出会いもあり、縁のある厚木。厚木でみそまるを商品化できたら」と夢を膨らませている。今や世界ブランドにもなりつつあるみそまる。16日には市役所を訪れ、小林市長にも振る舞った。厚木からの発信が叶えばシティセールスとしても最高だ。横浜市在住。

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