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「日本一のまち・あつぎ」へ 小林常良厚木市長へ特別インタビュー

政治

公開:2019年5月1日

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インタビューにこたえる小林市長(荻野運動公園で)
インタビューにこたえる小林市長(荻野運動公園で)

 「令和」、新たな時代の幕開け――。本紙では2月の厚木市長選挙で4選を果たした小林常良市長に特別インタビューを行った。改めて4期目への思いや抱負、今年度予算や重要施策、厚木への思いを聞いた。

 ――改めて今回の市長選挙を振り返ってのお気持ちをお聞かせください。

 多くの市民の皆様のご支持をいただき、厚木市長の任を託されました。自らに課せられた責任の重さを痛感しており、身の引き締まる思いです。

 今回の選挙は、これまで市民の皆様とともに進めてきたまちづくりに対して、評価をいただいた結果であると受け止めています。今後の一番の責務は、来年度に計画最終年度を迎える第9次厚木市総合計画の総仕上げと、次期総合計画の策定です。

 ――争点となった、市長任期の期数に関すること、市庁舎移転について、今のお考えをお聞かせください。

 市長の在任の期数に関する条例の目的は、清新で活力ある市政運営の確保にあります。3期12年の中で、この目的が達成されているかどうかご判断いただいた選挙でした。

 市庁舎の整備については、昨年策定した新庁舎整備基本構想において、厚木バスセンター周辺の中町第2─2地区を建設場所とし、図書館などを含む複合施設として整備する案をお示ししました。今後、基本計画、基本設計と進める中で、最終的に庁舎の位置について市議会の議決をいただくことになります。引き続き、皆様の声にしっかりと耳を傾けながら進めていきます。

 ――新年度予算で特にこだわったこと、重点施策は?

 将来を見据えた長期的な視点や市民の皆様のニーズを踏まえ、6つの重点プロジェクトを中心に「あつぎの元気大志予算」として編成しました。特にニーズや関心が高く、将来にわたり財産を残すことにつながる「活力ある中心市街地」と「安心・安全」の事業に優先的に取り組みます。具体的には、本厚木駅南口再開発事業を進めるほか、(仮称)旭町2丁目自転車等駐車場や厚木南地区の雨水貯留施設の整備、市内15地区の地区別防災マップの作成などにより、中心市街地の魅力と利便性・安全性の向上を目指します。

 ――超高齢社会へ突入した日本。今後の厚木をどのように牽引されますか。未来を担う子どもたちへ伝えたいことは?

 人口減少や少子高齢化の進展など、これまで経験したことのない時代を迎えました。厚木市の強みは市民力です。この市民協働で育んできた強い絆を原動力に、誰もが将来にわたって元気で幸せに暮らせるまちづくりを推進します。

 次代を担う子どもたちには、将来の夢や希望に向かって元気に歩んでほしいと思います。引き続き、「子育て・教育環境日本一」を目指し、子どもたちの夢をしっかりとサポートします。

 ――ずばり10年後の厚木を予想してください。

 本市のポテンシャルは非常に高いと考えています。新東名高速道路や厚木秦野道路など交通網の更なる充実、区画整理事業に伴う新たな企業立地、中心市街地の魅力・利便性の向上、安心・安全の推進。将来を見据えて進めてきたまちづくりが花開き、10年後はもちろんのこと、50年後、100年後にわたって発展し続け、笑顔があふれる日本一のまちにします。

 ――新時代「令和」を迎えました。市民へのメッセージをお願いします。

 新たな時代を迎え、市民の皆様も将来への希望に満ちあふれていることと思います。「令和」という新しい時代が、輝かしく素晴らしい時代となるよう、市長としての使命をしっかりと果たしてまいります。

 近年は、予測もつかない新たな課題が次々と生まれています。その課題に立ち向かうためには、市民協働で育んできた強い絆が必要です。皆様への感謝と恩返しの気持ちを忘れず、これまでの強い絆を原動力に、「日本一のまち・あつぎ」を実現します。

 ――ありがとうございました。

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