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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2019.10.18

ヨミガタリストとして10月19日に厚木市内で地元の民話語りを行う
神崎 寿美代さん
厚木市上荻野出身 52歳

言葉と表現で映像を見せる

 ○…あす10月19日(土)に厚木市中町のギャラリー喫茶「なよたけ」で『むかしむかしの厚木のはなし』を行うアナウンサー兼ヨミガタリスト。以前活動拠点にしていた札幌と、東京に続いて念願の地元での開催となる。「オーナーさんに協力いただき、実家のある厚木の芸術的な雰囲気を醸すお店でできることにすごく感激している。お店の風情を味わいつつ、気軽に足を運んでいただけたら」と満面の笑みだ。

 ○…高校から朗読に興味を持ち、アナウンサーを目指しつつ勉強を続けた。アナウンサーとして札幌の放送局に就職し、5年でフリーに。「朗読系の番組をやりたい」という思いを抱えていたものの叶わなかった。が、思いは継続。『詠み芝居』という独自のスタイルの公演活動を続ける演劇倶楽部『座』のワークショップに参加するなど、さらに没頭。50歳でついに知人のピアニストと初の朗読の会を開催した。「うまくできた」とニコリ。ただ今回は一人きりの朗読に緊張を隠せない。

 ○…実は中学まではピアニストに憧れていた。しかし、現在ピアノ講師をしている同級生が当時弾いた音色を聴いた瞬間、その違いにショックを受け、すぐにあきらめたという。「向いてないものに執着しないで済んだ」とサバサバした表情。

 ○…朗読では民話を題材に。おじいちゃん子で毎晩寝るときに読んでもらったせいか、修学旅行で旅先の民話本を買ってくるほど民話好きに。「歴史とともに地域には古い話もたくさんある」と図書館に通い調べる。今回も厚木の民話集をもとに読み語る。「耳で聴いている人に絵や映像を与えたい。今回は厚木で肌で感じてきたものを盛り込んで語る」と意気込む。夢は「オーケストラをバックに『窓ぎわのトットちゃん』を朗読すること」

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