第35代愛川町議会議長に就任した 馬場 司さん 愛川町中津在住 60歳
懐深い親分肌
○…初の議長就任に「引き締まるものがあるよね」と背筋を伸ばす。議会の在り方について「町と議会が車の両輪のようになることが大切。時に意見が違っても、『この町を良くしたい』という想いは同じなんだから」と深くうなずく。
○…現在5期目。視察では先進的な取り組みを行う地域を広く見て回った。「愛川も全国から視察が来るような先駆けとなれるように、議会改革を止めてはいけない」と身を乗り出す。「今まで例がないことでも積極的に議論したい。まずはどんどん意見を出してほしい。年齢や会派を超えて、公平公正に議論していかないと」。異論や異端もまずは受け止める。懐の深さが人を惹きつける。
○…愛川町中津出身。中津小、愛川東中と地元で育った。津久井高校を卒業し、町消防署に12年勤務した。その後、相模原市の建設会社を経て、家業の建設業を継いだ。2003年に、周囲から強く推されて議員の道へ。消防職員の時代には、組織で動く規律の重要性や役割分担の必要性など行政の内部を知り、会社員時代には民間企業の視点を学んだ。議会の一般質問では、「両方を知っているからこそ」の質問で行政に鋭く切り込む。「もどかしい思いもたくさんあった」と、苦労も一笑に付す。これからの愛川を見据え、「産業・経済の発展と、医療の不足診療科目の充実」を真っ先に課題にあげる。「どうせできないと諦めたら、そこまでになってしまう。何とかしようと変えていかないと」と、言葉に情熱を込める。
○…中津の自宅では夫人と2人暮らし。40年続けているゴルフは「年々下手になっていく気がする」と苦笑い。10月の選挙では体重が約10kg落ちた。議長の重責に「身も心もさらに引き締まった」と豪快に笑う。
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4月19日