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東京農業大学 収穫野菜をFB(フードバンク)に寄付 学園祭中止で「役に立てば」

社会

掲載号:2020年11月13日号

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左から上條委員長、磯野さん、多田教授
左から上條委員長、磯野さん、多田教授

 厚木市船子にキャンパスを置く東京農業大学の学生が、学園祭が新型コロナウイルスの影響で中止になったため、無料配布する予定だった収穫野菜をフードバンクに寄付した。「野菜を食べて少しでも元気になってもらえたらうれしい」と話す。

 東京農業大学厚木キャンパスの学生らは、毎年開催している学園祭「第21回収穫祭」で来校者に収穫した野菜を無料配布。県外から訪れるファンもいる。今年も11月の開催に向けてダイコンやニンジン、サツマイモなどの野菜を育ててきた。

 しかし、新型コロナウイルスの影響で今年は中止となってしまった。そこで同祭実行委員会(上條薫委員長・2年)を中心に学生たちで何か有効な野菜の使い道はないかと相談。フードバンクに寄付することに決めたという。

 2週間ほど前からサトイモを掘って乾燥させ、収穫したダイコンやニンジンは洗って箱詰めするなど準備。ネギなどは当日午前に収穫し、11月9日に教授、職員のサポートを得て大学の車両3台に積み込み、フードバンクあつぎの事務所に搬入した。

 上條委員長は、「コロナ禍で急にアルバイトがなくなったり、仕送りが減ったりなどの理由でフードバンクさんにお世話になっている学生たちもいる。少しでも恩返しになればありがたい。困っている方々にぜひ自分たちが収穫した野菜を食べてもらえたらうれしい」と話す。

 また搬入をサポートした多田耕太郎教授は「収穫祭が中止になり残念でしたが、学生たちから『生産物を無駄にできない。どうにかして食卓に届けたい』と申し出があり、その熱意に教職員も『協力しよう』という気持ちになりました。嬉しかったです」と笑顔だ。

 フードバンクあつぎを運営するNPO法人Heart34(ハートみいよ)の磯野啓治さんによると、コロナ禍で食品配布を受ける人も多く、また30代から50代の人も目立つなど、フードバンクの必要性が変化し、より重要になっていると実感しているという。

 そんな中での今回の寄付に「プロの農家を目指す学生の皆さんが育てただけあって、立派な野菜ばかり。とてもありがたい」と感謝する。

配布はあす14日

 今回寄贈された野菜の配布は、11月14日(土)の午前10時から午後3時までフードバンクあつぎ事務所(旭町1の31の9)で行われる。

 対象は感染症の影響で生活に困っている同市内の一般家庭や学生などとなっている。

 (問)同事務所【電話】046・220・5088
 

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