神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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今年5月から厚木市自治会連絡協議会の会長を務める 宮田 幸紀(こうき)さん 厚木市旭町在住 76歳

公開:2021年6月18日

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経験生かし、心豊かな町に

 ○…「心豊かなまちにしたい」と開口一番、抱負を語る。これは、厚木市自治基本条例にも出てくる言葉だ。約10年前、同条例の制定に向けた市民会議の一員として「自治」を学んだ。「自治は町づくり。それは、つまり人づくりでもある。それをやらないと町は発展していかない」と想いを話す。条例制定から10年程が経ち「あの時より心豊かな町に近づいてるね」と笑顔を見せる。

 ○…秋田県琴丘町(現在の三種町)で生まれ育ち、秋田大で教員免許を取得。「すぐ働きたくて」と、教員を募集していた県の採用試験を受け神奈川へ。初めて赴任したのは厚木第二小。市内のほか、清川村でも教壇に立ち、緑ケ丘小、戸田小では校長を務めた。厚木第二小時代に厚木市に転居。その後、旭町に居を構え、自治会はその時に加入した。現在は旭町2丁目自治会、厚木南地区の会長も引き受ける。

 ○…県教委の学校保健課在籍時に阪神大震災が起き、被災した兵庫県の三宮に4回訪れた。「町中が焼け野原。埃に包まれ焦げた臭いが広がって、凄まじかった」と振り返る。防災の重要性を肌で感じた瞬間だった。その経験が生き、厚木南公民館長だった時に起きた東日本大震災では、地域の避難所をまとめた。最近は水害対策の重要性も見直され「避難のあり方も変わらないといけない。自分の命は自分で守れるように」と話す。

 ○…現在は孫も含めて5人で暮らす。趣味は日本画、写真、グラウンド・ゴルフと多彩。地域の同好会に入り楽しんでいる。この地で教師をしていたため、教え子の地域での活躍や社会貢献はすぐに耳に入ってくる。「若い人が地域でがんばることが町の活性化にもなる。みんなで力を合わせて心豊かな地域にしていきたいね」
 

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