厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日：2023.01.06
厚木青年会議所の第55代理事長に就任した
木村 勇大さん
愛川町中津在住 38歳
感謝を力に変えて
○…厚木市・愛川町・清川村の20歳から40歳までの青年経済人で組織され、独自の視点でまちづくりや地域活性化に取り組む厚木青年会議所（以下ＪＣ）。56人のメンバーをまとめる舵取り役として選んだスローガンは「粋（いき）」。メンバー全員が「あの人粋だよね」と言われるような存在となることで、もっと人が集う。それが活動の更なる力を生む。「とにかく魅力的な会にしたい」。初の大役も、プレッシャーごと楽しむ。
○…２月に控えた厚木市長選挙に向け、恒例の公開討論会も準備を進める。「若い人の投票率を上げるために、様々なＰＲをしたい」と意気込む。昨年は、厚木市や清川村で小学生を対象にした謎解きイベントも開催。子どもたちへのアンケートでも、イベントを望む声が多いという。「厚木ＪＣと言えばこれ、という礎を作りたい」と先を見据える。
○…津久井生まれ。幼少の頃に愛川町へ。中津小、愛川東中を卒業し、厚木南高校（当時）を中退。「やんちゃだった」という学生生活から建設業関係の会社に就職し、社会人となったことで、自身の内面が変わっていった。「多くの人に支えてもらって今の自分がある」と感謝に目を細める。２０１４年に紹介されてＪＣの門を叩き、まちづくりや郷土愛など、視野が一気に広がった。「ＪＣに入らなければ出会えなかった仲間たち。それが大切な財産です」と目を細める。
○…令和の幕開けと共に厚木市で解体業を手掛けるワイクラウド株式会社を立ち上げた。顧客の望みの一歩先を目指す「プラスワンの創造」が仕事の流儀だ。経営者として、理事長として、多忙な日々だが、毎週日曜は「２人の子どもたちと一緒に過ごす日なんです」と満面の笑み。
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